「原子力電池?」ガンマ線を酸化鉄、中部大などが開発の応用?
説明
本日、中部大学がガンマ線を酸化鉄の水分散液に照射するだけで電気を取り出すことが可能な技術を開発したと発表しました。
論文によると発電所の使用済み核燃料貯蔵設備などが想定されている為ポンプでの循環が記載されている。
ポンプ利用では可動部が存在するためメンテナンスが必要である。そこで使用済み核燃料貯蔵設備では使えないが可動部のない機構を考えたので本当に可能か皆さんで考えてもらいたいです。コメントで教えてください。
図
図の説明
簡単な構造ですがこれで電磁石の入り切りで発電できるのでしょうか?
重力で酸化鉄が沈殿するかわかりませんので下に電磁石をつけてもいいですね。
勿論、この機構では放射線の影響が多いいと思うので実用的ではないですかね、、、
私が考えたもう一つの方法
コバルト60はガンマー線1.33MeVのエネルギーで効率が0.5%らしいです。
トリチウム水にマグネタイトを混ぜたら同じ原理で動くと思います。
発電能力は、0に限りなく近いでしょうけど
トリチウムは、KeVでベータ線なので期待はできないですね、なので現在の光学式発電の方が効率が良いと思います。
中部大学の機構の難点
論文では、保管内にパイプラインを張り巡らせパイプ内のH2Oの電離により水素を発生させ水中の酸化鉄と反応して鉄が還元し、そして陰極に付着させ酸化させることにより電力が発生します。
ですが、地下深くの線源に近い場所のパイプはメンテナンスが非常にコストが高くなります。
水の反応により水素が発生する為、水素脆化により配管の老化も早いと考えられますので例え33%以上の効率を実現したとしても放射線の流失などを踏まえ実用化は難しいのではないでしょうか。
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